1/12 Revell – Ferrari 250GTO #3987GT
程度の悪いのをヤフオクで16,800円で即決落札。
ボディペイントは傷だらけ。赤く塗り直すつもりだったので無問題。クリアパーツにも傷あり。磨けば消えるだろう。セブリング12時間ウィナーの特徴であるノーズのフォグランプも折損紛失している。公道車戻しだから要らないパーツだわ・・・でも1点想定外。跳ね馬のエンブレムが付くグリルがない!脱落した?実車通り外してあるんだと。変に芸が細かいね!まあ、なんとかなるだろう・・・いや、するしかない!
レベルの250GTOに関するWEB記事は結構あって、出来の評価は共通。所詮、「レベル」のレベルにあると。その作りの粗さを嘆く一方、この値段であれば納得すべきか、というあきらめが書かれています。私の印象をいえば、「取柄は、その大きさのみ」。ボディ造形など、アウトラインの印象は悪くないのですが、デティールの作り込みがとにかく甘い。(日本のメーカーなら、同じコスト制約の中でも、もっとうまくやれるだろう)
しかし、このミニカー、1990年代末という新発売時、いくらの値付けだったんでしょう?気になります。(ドイツでの当時価格120ユーロ=約17,000円という記述は見つけました)現在、ヤフオクで6万3,000円という強気の価格で出品している人がいますが、誰も手を付けない回転寿司状態。過去に特価として19,800円で出している日本のショップが見つかりましたが、そこから鑑みるに・・・ズバリ2万4,800円と予測しますが、いかがでしょう?
なお、海外のネットオークションでは、250米ドル(3万3千円)、250英ポンド(4万円)、300ユーロ(4万2千円)、587カナダドル(5万8千円)、778米ドル(10万2千円)と様々です。これは入手困難な販売中止モデルにプレミアムを付けて、という意味合いもあるんでしょうが、日本と海外の物価の差も多分にあるんではないかと思う次第です。
なんにせよ、1/12の250GTOは、レベルの他には高価で製作の難しいMFH製ガレージキットしかない現状、比較的安価で、すでに完成しているという本製品は貴重な存在でありまして、足りない部分はオーナーがなんとかするという「素材」と考えれば、なかなか好いたらしい存在といえましょう。
そういうわけで、どこかのガレージメーカーが、デティールアップパーツを出していてもおかしくないと思うのですが、見つかりません・・・
と書きましたが・・・見つかりましたね!
AMG by Massimo Grassi
http://www.amgmodels.it/ferrari%20250b%20gto.htm
Transkit for Revell FERRARI 250 GTO “1962” Limited Edition 1/12
さらに、V12エンジン、ボラーニのワイヤーホイールなどが追加された豪華セットも存在します。
ホームページに、「このトランスキットは、経験豊富なモデルビルダー向けです。個人的な使用のために実現されたので、数量限定品です」との口上がありますが、異なるラベルデザインが存在し、何度か再生産されている模様。今日現在、残数僅少ですが、eBAYで購入可能。
追記:買うたった!
eBAYで本体 $79.95、送料 $18.00、合計 $97.95(¥13,418)・・・う~ん、高い!!でも、代わりはないので、手に入れるしかない。
説明書は2枚。ドでかく、「こど向けの玩具ではない」旨の注意書きが書かれています。トラブルがあったんでしょうねえ・・・
ヘッドライトパーツ、ピン、デカール、色付きビニールチューブ(プラグコード以外に何に使うのだろう?)
エッチングパーツ。なかなか盛沢山。
ペラペラのクリアシート。これでライトカバーやメーターガラスを作れ、というのでしょう。ガラスとして使うには、いささか薄すぎますね。
Scaledetails
https://scaledetails.com/product/1-12-ferrari-1962-250-gto-transkit/
1/12 Revell Ferrari 1962 250 GTO Interior + Chassis Transkit Upgrade
口上に「あなたの平均的なモデルを博物館の傑作に変えます!
スケールデティールズは、20年以上にわたってポケール・フェラーリキットのアップグレードパーツとトランスキットの供給元でした。私が引退を間近に控えているため、スケールディテールズはいずれ閉鎖される予定です。買えるうちに買ってください」とありますが、今日現在、eBAYで営業中。(1924年生まれの創業者は、存命であれば98歳、誰かが事業を継承したのでしょう)
キットの内容は相当、毛色の変わったもので、
シート用の青い素材
金具付きシートベルト
黒と茶のレザー
インテリア全体とインナードアパネルを覆うアルミ、アルミチューブ
グリル
エンブレム
ツールロールキット
説明書
と、なかなか興味をそそります。
キットはまさに素材で、形にするには、超絶テクニックが要求される!!
上記キット以外にこんなものも売っています(自社製ではないかもしれません)
eBAY でこんなのも見つかりました。
Ferrari 250 GTO Colombo model engine resin 3D printed 1:32-1:8 scale
https://www.ebay.com/itm/134095558746
MFHがこんなのを出しています(流用できないものか?)
ボラーニのホイールも別売りしています。
MS-Rohrniet製(おそらくドイツ)
複雑なスポークを1本のワイヤーを編んで表現させるという「鬼畜」仕様。
デティールアップの参考になるサイト
Revell Ferrari 250 GTO 1/12
1/3 https://community.revell.de/viewtopic.php?t=6669
2/3 https://community.revell.de/viewtopic.php?t=6669&start=15
3/3 https://community.revell.de/viewtopic.php?t=6669&start=30
(製作継続中・・・のようだが最後の投稿からもう3年以上経っている)
Revell Ferrari 250 GTO….Eddy’s first transkit upgrade..
1/7 https://www.diecastxchange.com/threads/revell-ferrari-250-gto-eddys-first-transkit-upgrade.110745/
2/7 https://www.diecastxchange.com/threads/revell-ferrari-250-gto-eddys-first-transkit-upgrade.110745/page-2
3/7 https://www.diecastxchange.com/threads/revell-ferrari-250-gto-eddys-first-transkit-upgrade.110745/page-3
4/7 https://www.diecastxchange.com/threads/revell-ferrari-250-gto-eddys-first-transkit-upgrade.110745/page-4
5/7 https://www.diecastxchange.com/threads/revell-ferrari-250-gto-eddys-first-transkit-upgrade.110745/page-5
6/7 https://www.diecastxchange.com/threads/revell-ferrari-250-gto-eddys-first-transkit-upgrade.110745/page-6
7/7 https://www.diecastxchange.com/threads/revell-ferrari-250-gto-eddys-first-transkit-upgrade.110745/page-7
(製作継続中・・・のようだが最後の投稿からもう6年以上経っている)
Gary Arnette’s Ferrari 250 GTO (MFH)
https://www.modelmotorcars.com/gary-arnette-ferrari-250-gto/
底板のデザイン(上MFH、下KTOSHO)
1/12 Revell with AMG full kit
1/8 deagostini
1/18 Amalgam
日本円で20万円弱する最高級ミニカー
参考細部画像
アウトライン
最初期型のデティールは興味深い。
サイドのスリットの数が3本のもの
サイド出しマフラー
ボンネットピン(さすがハンドメイドゆえか、あるいは経年劣化で別部品に交換されたか、何種類も存在する)
模型で表現
ノーズ
ヘッドライト
テイル
フューエルリッド
リアエンブレム
マフラー
模型で表現
窓枠
リアサイドダクト
ボラーニ・ワイヤーホイール
コクピット
エンジン