http://response.jp/article/2013/05/23/198569.html
米電池大手、A123 の再建計画を裁判所が承認… B456 として再出発へ
2013年5月23日(木) 20時15分

2012年10月、破産を申請した米国の大手リチウムイオン電池メーカー、A123システムズ。同社の再建計画が、裁判所に承認された。

これは5月21日、米国の破産裁判所が明らかにしたもの。「A123システムズの再建計画を承認した」と発表している。

A123システムズは、中国自動車部品最大手、万向集団が一旦は買収を決定。しかし2012年10月、一転してA123システムズは破産を申請。柱となる自動車関連事業は、米国の自動車部品大手のジョンソンコントロールズ社に売却すると発表された。

しかし、2012年12月に行われたA123システムズの資産売却入札では、万向集団がジョンソンコントロールズ社に競り勝った。万向集団は2013年1月、声明を出し、「対米外国投資委員会が、A123システムズの万向集団への売却を承認した」と発表。万向集団が、A123システムズの自動車用バッテリー事業などを、2億5700万ドルで買収することになった。

今回の裁判所の承認により、A123システムズ社は、自動車用バッテリー部門を除いた事業で再建を図ることに。なお新たな社名は、「B456システムズ」となる。

http://response.jp/article/2013/05/24/198643.html
PHVスポーツ、カルマの米フィスカー…ボブ・ラッツ氏が買収計画か
2013年5月24日(金) 16時15分

プラグインハイブリッドスポーツカー、『カルマ』を製造・販売している米国のフィスカーオートモーティブ。経営危機が伝えられる同社の経営権を巡り、米国自動車業界の大物が興味を示していることが分かった。

これは5月21日、『ロイター』が報じたもの。同メディアが独自ソースから得た情報として、「ボブ・ラッツ氏が中国企業と共同で、フィスカーオートモーティブの買収を計画している」と伝えている。

ボブ・ラッツ氏といえば、米国の自動車最大手、GMの元副社長。米国では車好きの「カーガイ」として知られており、GM退職後もベンチャー企業複数社の役員に起用されるなど、話題になる機会の多い人物。

そんなボブ・ラッツ氏が、どのような方法でフィスカーを買収するというのか。同メディアによると、ボブ・ラッツ氏が立ち上げた米国ベンチャー企業、VLオートモーティブが、大手電池メーカーのA123システムズを傘下に収めた中国の万向集団と共同で、フィスカーオートモーティブの買収を計画しているという。

VLオートモーティブは2013年1月、デトロイトモーターショー13において、カルマをベースにした『ディスティノ』(DESTINO)を発表。フィスカーとの関連もあるだけに、今後の動向が注目される。

http://response.jp/article/2013/05/28/198843.html
PHVスポーツ、カルマの米フィスカー…創業者が救済を計画か
2013年5月28日(火) 16時30分

米国のベンチャー企業で、プラグインハイブリッドスポーツカー、『カルマ』を製造・販売しているフィスカーオートモーティブ。現在、事実上の経営休止状態にある同社に、救済計画が持ち上がった。

これは5月24日、『ロイター』が報じたもの。同メディアが関係者から得た情報として、「ヘンリック・フィスカー氏が香港の富豪と共同で、フィスカーの救済を計画している」と伝えたのだ。

ヘンリック・フィスカー氏は、フィスカーの創業者で、カルマの生みの親。しかし、2013年3月13日、経営方針を巡る対立から、フィスカー社を去っている。

フィスカー社は現在、事実上の経営休止状態にある。同社は米国政府からの融資の返済を求められており、これが出来なければ、経営破綻する可能性もある。

ヘンリック・フィスカー氏は、どのようにフィスカー社を救済するのか。同メディアによると、同氏が香港の富豪でありフィスカーに出資している人物と共同で、米国政府からの融資を返済。フィスカーの経営破綻を食い止める計画だという。