ルーマニアの MOTOFLASH によると、ランボルギーニ・ブランドのスーパーバイクが登場するかも?とか。
http://www.motoflash.ro/stiri/modele-noi/lamborghini_caramelo_v4_superbike.html

Lamborghini_Caramelo

 ルーマニア語はあまりにマイナーで、どうにもわからないのですが、オランダの MOTOFREAKS が後追いでレポートを入れているので、(翻訳サイトが使える)こちらを孫引きしてみたいと思います。
http://www.motorfreaks.nl/nieuws/lamborghini-caramela-1000cc-v4.html

 ざっくりとした情報として・・・車名の『カラメラ』は1877年にスペイン・マドリッドでライオンとトラを倒した雄牛から命名。

 エンジンはV4、1000ccで出力は200馬力といううわさ。

 ただ、権威的な MOTOCICLISMO (http://www.motociclismo.it/) や MCN (http://www.motorcyclenews.com/) はまったくこの件については触れておらず、東欧発のよくある怪情報のひとつに過ぎないという観も無きにしも非ず・・・

 ちなみに、MOTOFREAKS でも関連して紹介しているとおり、ランボルギーニ・ブランドのオートバイは過去に存在しております。
http://www.motorfreaks.nl/nieuws/lamborghini-design-90-te-koop.html




 ランボルギーニといっても、フランス製。オリジナルのアルミフレームにカワサキのエンジンを積んだ一連のカスタムバイクで一世を風靡したボクサー・バイクスによるもの。

 +5PSチューンし130PSを発する1000RXのエンジンとボクサー・バイクス製アルミフレーム、ランボルギーニ・デザインのフルカバードカウルの組み合わせで、車重は170kgとのこと。(ホントかいな!?)1986年デビュー。製作台数は、50台は予約が入り、ボクサー・バイクスは100台造るつもりだったといいますが、『不明』とされているようです。

 画像の車両は倒立フォークが入っていますが、これは後年に交換されたであろうカワサキ純正部品ですね。ホイールはオリジナルの、今となっては貴重なゴッティが残されています。マフラーはオリジナルはデビルですが、ヨシムラが付いています。(総じて”改悪”といえるでしょう・・・笑)

 あ、これがオリジナルです。


 このバイクは当時、日本ではボクサー・ランボルギーニと称されていましたが、記事によるとランボルギーニ・デザイン90となっています。(86年製造で90とはこれいかに!?)

 さて、肝心の車名のランボルギーニですが、イタリアの本社は製作に関わっていないことは明らかで、80年初頭、経営不振のランボルギーニの社主が、創業者のフェルッチオ・ランボルギーニからフランス人(パトリック・ミムラン)に変わったことが大いに関係ありそうです。

 カウルにランボルギーニ・デザインとある通り、フランス人社主が設立したおなじ紋章を持つ(=ランボルギーニのブランドイメージを利用した)工業デザイン・・・あるいはブランド名貸与を生業とした会社が関係していたと考えるのが妥当でしょう。

 とはいうものの、よくある怪しげなランボルギーニ印の時計や自転車なんかよりは、はるかに『正統』に値するものではあります。

 そうそう、このランボルギーニ、日本にも入っておりました。今は潰れてしまった横浜新道沿いにあった成和モータースが売ってましたね。値段は忘れましたが(300万円くらいでしたか・・・?)、売れなくて最後のほう(倒産寸前)になってかなりディスカウントされていたのを覚えています。(当時の別冊モーターサイクリストに毎月のように在庫車のカラー広告を出していたので、興味のある人は古本をあさってみてください。)

 辛気臭い話ですが、倒産ちなみで・・・件のボクサー・バイクス社は、鳴り物入りで登場した Made in France バイク、ヴォクサンにかなりの額を出資していて、2000年代初頭のヴォクサン倒産のあおりを受け、連鎖倒産してしまいました。

 当時、フランスはトゥールーズに住んでいた知人は、自分のモンスターをボクサー・バイクスで買って、メンテにも持ち込んでいたそうです。スゲー、カスタム屋(だった)ということも知らずに。倒産にも直面したそうで、後で聞くと、「そういえば、端の方で、バイクのフレームを造っていた様な・・・」とのこと。

 ヴォクサンはちらほらと復活の話も耳にしますが、ボクサー・バイクスはどうなっているのでしょうか?