今回のツーリングには不肖・よしざわメが不参加と相成りまして、詳細なレポートの方は参加者の方々のツーレポにお任せさせていただきます。

参加者のみなさん

★見送りのみなさん★

in 関東では、一日の参加は無理だが朝だけなら・・・という方々のお見送りを、第一集合場所である第三京浜・保土ヶ谷PAにて受けることがしばしばあるのですが、本日はなんと!3名という参加者と同数の方に見送られての出発と相成ったのでした。

すがいさん@ルマンI

GUZZIist には珍しく、週末深夜の保土ケ谷でよくお見かけします。(こちらも余談ですが、GSJ派ではなくリパラーレ派、だそうです。)
in 関東本戦も一回くらいは参加してくださいよぉ~

松井さん@900SS

寒川町からのわざわざのお出まし!?
自宅から箱根までより、保土ケ谷までの方がよっぽど遠いのでは?

赤いマフリャ~がまぶしい御方です。

秋山さん@900SS

黒のSSとは珍しい!
ぜひ本戦の方のご参加をお待ちしております。

★本日の参加者★

も、もうしわけない・・・主催者である不肖・吉澤が急遽、欠席したために3名の皆様にはご迷惑をおかけしました。

し、しかし、私の目が届いていなかった故か、in 関東のハードコースはトレースされなかったようですね!マッタクもってケシカラン次第です!

谷脇さん@900SS(CR)

最近、皆勤ですね。

ツーレポ・第一部(ゆるゆるで行こう?in関東)

幹事の吉澤さんが欠席する等、異常な程出席者が少なく一時は開催が危ぶまれた今回のイタリアンでした。何とか頭数が揃ったので中止という事態は避けられましたが、前回とは対照的に出席者が3名という、やや寂しい感がありました。

保土ヶ谷PAに7時30分頃に到着して、コーヒーを飲みながらベンチに座りしばらくボゥーとすると西湘PAに来るはずだった茨木さんがやってくるではないですか。聞くと写真を撮る人がいなくなるとかで保土ヶ谷に来たとのことでした。続いて来たのは深川さんです。以上の方は一緒に最後まで走りました。そして初参加の菅井さんが登場。これも初めてのルマンⅠでした。最後に“オレンジバンダナ”の松井さんがやってきてこれで全員揃いました。菅井さんと松井さんは横浜新道までという事で茨木さんが写真を撮り出発しました。

西湘PAには9時前に到着して宮野さんを待っていたが20分経っても現れず、電話で確認したら寝坊して来れないとの事でした。早速、大観山に向かい、ターンパイクの入口で休まず、一気に駆け上がりました。今回はほぼ同じペースの人でしたので、大きな差が無く、大観山に到着。

ここから伊豆スカイラインの入口まで茨木さんの900SSに試乗しました。TDMRとスーパートラップ、マルケジーニのマグホイールにオーリンズのリアサスといったパーツが付いており、SSのオーナーであればある意味に於いては理想的なモディファイの姿です。試乗した感想ですが、コーナリングがすごく軽く、シート高が高いせいかちょっとしたアクションですぐリーンする感じでした。シート高が高いせいかライディングポジィションがゆったりして自由度がかなり高い感じでした。逆にシングルシートに薄いシートクッション、アエラのステップを付けている僕のSSに試乗した茨木さんの感想は「ポジションが窮屈で、ごまかしが効かない」と評していました。同じSSでもパーツだけでなくバイクの性格まで同じ物が無いと感じました。また、茨木さんのSSに試乗したおかげでモディファイの方向性がつかめました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

伊豆スカイラインはいつもの如く、亀石まで走りました。亀石に到着して一休みしながらこの先どうするかという事になり、まず何がなんでも鯛丼というこだわりが無い事。茨木さんのタンクのバックルが壊れてしまったこと。僕と深川さんは渋谷へのお食事会に行きたいこと等でここで折り返す事になりました。

途中、十国峠で昼食をとり箱根峠で茨木さんと別れ、in関東では初めて芦ノ湖・箱根スカイライン、長尾峠を走りました。箱根スカイラインではヤ○マのツーリングでしょうか、礼儀正しく走っていました(だけどあのモンスターのカラーリングは特徴的です)。

御殿場から東名に上がり帰路につきました。東京料金所に2時30分に到着してここで深川さんと別れました。一目散に家に戻り、3時30分過ぎに家に到着しました。

ツーレポ・2部(オフ会)

家に帰ってから、早速着替えて、“イタリアン”から“ジャーマン”にシフトして4時過ぎに家を出発しました。最初電車でいこうか“ジャーマン”でいこうか迷いましたが、電車だとちょうどいい時間が無いので結局、渋滞のリスクを冒してまでも“ジャーマン”で行きました。京葉道路で渋滞があろうが、湾岸で20kmの渋滞かあろうが一路渋谷に向かいました。5時30分頃に渋谷に到着しましたが、大観山よりもバイクが多いなと感じながら、開催場所にたどり着くと何と本田さんのルマンⅡが停まっているではないですか。ぼくも本田さんの隣にBMWを停めました。早速、店内に入るとすでに盛り上がっていること。在原さんも内山さんも僕以上に元気でなりよりでした。食事もおいしかったです。
8時30分頃に1次会をお開きにして、店の前で記念写真を撮りました。で、その後ですが、ここで終わる訳が無く2次会はカラオケと相成りました。ここでも内山さんがツインマイクで熱唱したりとボルテージはかなり上がりました。それにつられて僕も……。

ツーリングより盛り上がったお食事会でしたが期待した以上に楽しみました。

深川さん@916

お忙しい中、ご苦労様です。
存分に手入れのされた916、94年式とのことですが、今でも新車同様のコンディションです。

茨木さん@900SS

毎度、写真とレポート、縦横無尽のご活躍です。

 バイクで出かける前の日は、たいてい寝付けません。
この日も変にいらいらしてちっとも眠くならかったので、無理に一杯やって夜10時には布団に入りました。

 おかげで朝5時半頃には目が覚めてしまいました。
西湘パーキングエリアに9時集合ですから、7時半頃自宅を出れば充分間に合います。
しかし、もう1度寝直すと間違いなく遅刻しそうだったので、仕方なく布団から出て出かける用意を始めました。

 6時過ぎには出かける用意が整いました。
バイクの方はタイヤの空気とオイルの量だけチェックしました。
もう少しまじめに始業点検をすべきだったことが、あとで判るのですが。
 さて、準備ができたので、「イタリアンなBBS」を見てみました。
たにわきさんはもう出発されていました。
そこであることに気づいたのです。

 私が写真担当者ですから、今回の全行程参加者の、たにわきさんと竹馬1号さんがカメラをお持ちになるとは思えません。
そうすると、保土ヶ谷でお見送りされるというお二方の写真が撮れないのです。
 せっかくお見送りいただけるのに写真も撮れないのでは申し訳ないように思われましたので、急遽合流地点を変更し、保土ヶ谷パーキングエリアに向かうことにしました。

 保土ヶ谷に向かう途中で、黒い900SS(’92辺りでしょうか)の方と並びました。
この方は、飛び入りで「・・・in関東」の見送りをするために、保土ヶ谷に向かう途中と言うことでした。

 黒のSSの方にやや遅れて保土ヶ谷に着いたのが7時45分くらいでした。
その後次々と皆さんがお見えになり、まもなく6台のイタリアンなバイクがそろいました。
 しばし歓談を楽しみ、お見送りの方々の写真を撮りました。
その後、秋山さん@900SS黒に見送られ、途中でお別れの菅井さん@Leman Iとオレンジバンダナ松井さん@900SSと一緒に保土ヶ谷を出発しました。

 急に先頭を仰せつかって舞い上がった私は、気ばかり先走って危なっかしい走りをしてしまいました。反省至極です。
 その後新湘南バイパスに入る頃には、たにわきさん@900SSと竹馬1号さん@916と私@900SS神龍号の3台の陣営になり、ツーリングの始まりとなりました。

 西湘PAに到着したのは8時50分頃でした。
軽食を取ったりして、こちらで合流予定の宮野さん@916を待っていましたが、一向においでになりませんでした。
その場にいた916といえば、やや年配の方の916セナくらいでしたから、すでにお見えになっているとも思えませんでした。

 結局、たにわきさんが参加者の連絡先をメモしておられたので、竹馬さんが携帯電話で確認することになりました。
しばしの呼び出しのあと、ご本人が出られました。
予定が変わって、参加できなくなったそうでした。
 それから西湘を出たのが9時半頃でした。

 箱根ターンパイクの料金所での再集合は止め、一気に大観山を目指しました。
お2人は軽快に駆け上がっていきましたが、私は精神的にとっちらかっていたために今一つペースに乗れず、ゆっくり登りました。

 それまではやや肌寒いくらいだったのですが、大観山は日当たりが良く、風も無かったので実に暖かく、ひなたぼっこで和んでいました。
 神龍号マグホイールめくれ&修正事件、竹馬号真っ直ぐ行っちゃった事件の顛末や、たにわき号ミシュランハイスポルトが意外にたれていないのは何故だ問題などでひとしきり盛り上がりました。

 今回、私のバイクはリアタイヤの空気圧を2.65キロまで上げてありました。
すごいスピードで走るので、すり減りにくい(変形しにくくなるので温度が上がらないため)ようにしていたのです。
しかし、大観山でチェックしたタイヤは、ずるずるに溶けて、表面が荒れていました。
BT57はスポーツツーリングタイヤというふれこみなのに、あんまりです。
おもしろいことに、竹馬さんのリアタイヤ(916+BT56、180/55)もずるずるなのに、たにわきさんのTXはさほど荒れていませんでした。
 ミシュランの偉さとたにわきさんの走りのスムーズさの賜物でしょう。

 やがて体も温まったので、亀石を目指して出発しました。
やはり紅葉の季節とあって、観光バスやファミリーカーが多く、走りやすいとは言えませんでした。また、「いや~んな感じ」のおそろいジャケット姿のグループツーリング隊を始め、驚くほどたくさんのバイクが走っていました。
 そんな中、私は引き続きツーリングモードで前進しました。

 11時過ぎに到着した亀石もまた、絶好のひなたぼっこ日和でした。
怪しいのからレアなのまで、お金のかかった改造バイクも多く、目の保養にもなりました。
 ここで、私のバイクにつまらない整備不良が発覚しました。

 まず、タンクを固定するバックルが割れていました。
これは5年近い酷使に耐えかねたプラスティック部品が疲労破壊したようで、応力集中する部分から、まるでガラスのような破断面を見せて割れていました。
タイラップを2本つないで仮に固定して置きました。
 次に、リアショックユニットの車高調整機構のロックナットが弛んでいました。
これを締めるほど大きなレンチの持ち合わせはなかったので、そう簡単に回るものではないことから、あっさり無視することにしました。
 さらに、奥多摩の登りコースに会わせてかなりリア上がりの姿勢にしたままだったためにリア側の荷重が不足し、まともに走れなかったので、いつも持ち歩いているピンスパナでプリロードを1回転分落としました。

 もっとも、この日一番問題だったのは乗り手の精神状態だったので、この作業が終わっても走りそのものはたいして変わりませんでした。

 ここでの休憩中に、今後の計画を検討しました。
この日は道中ずっと車が多く、午後3時を過ぎてから伊豆を離れると、大渋滞に巻き込まれるのは間違いないところでした。
朝のニュースでも、各高速道路の下り線はすでに大渋滞していましたから、夕方の上り線の状態は簡単に予想できました。
したがって、5時からのお食事会に出席するには、そろそろ帰り支度を始めるべきと考えていました。
 竹馬1号さん、たにわきさんも同じようにお考えのようだったので、ここから帰ることにしました。
途中、十国峠のレストランで昼御飯に釜飯定食を食べ、箱根峠に向かいました。

 どうも不調から抜け出せない私は、箱根峠から箱根新道を経由し、自宅へ戻ることにしました。
たにわきさんと竹馬1号さんは、箱根、芦ノ湖の両スカイラインを経由して御殿場に出て、東名でお帰りになるということでしたので、ここでお別れとなりました。
 この時まだ1時過ぎでしたから、お二方ともお食事会には充分間に合いそうでした。

 久しぶりにのんびりと箱根新道を下り、小田原厚木道路を経由して福生を目指しました。
途中で休憩を何度かとりましたが、八王子に着いたのが3時半頃でした。
Mモータースに寄り、タンクバックルを購入しました。
ついでに、最近やたらとうるさくなってきた私のバイクの異音を、担当整備士の方に聞いていただきました。

 かちかちという音は、クラッチとキャブレター(TMRなのです)から出ているようで、シリンダーヘッドは特に異音は出していないそうでした。
22000キロで腰上オーバーホールして以来、18000キロ近く走行していますし、最近は「in関東」で酷使されているので心配していましたが、これで一安心です。

 ただ、先日オイルクーラーマウントのゴム部品が裂け、今度はタンクバックルが壊れました。また、タコメーターも不穏な動きをしています。
初期故障期を15000キロ前後でやり過ごし、以来偶発故障期の安定性を享受してきましたが、そろそろ磨耗故障期にさしかかってきたようです。
気を付けなければいけません。

 帰りに行きつけの量販店型のバイク屋さんに寄ってみたら、面白いバイクを見つけました。
3年か4年くらい前の、ベルガルダ ヤマハ製のTZR125R SPです。
ガレージ保管、雨天未使用で走行1000キロそこそこ、試しにかけてみたエンジンはすこぶる好調という状態でした。
 フロントフォークはパイオリの倒立ですし、ブレーキは当然前後ともブレンボでした。
SPというところに惹かれ、30分ほど逡巡した後、結局月賦で購入してしまいました。
値段は22万円まで値切ることが出来ました。
 ありがちで解りやすいレーサーレプリカと言う価値観を、一度味わってみたいと常々思っていたとはいえ、これで保有バイクはセローを含めて3台です。
どうしようもない愚か者ではあります。

 6時頃自宅に戻りました。
相変わらず不調だったので、お食事会は行かないことにしました。

 後日、写真を現像してみて、青くなりました。
横浜新道までご同行いただいた菅井さん@Leman I、飛び入りでお見送りしていただいた秋山さん@900SS黒の写真が、露出アンダーでつぶれてしまっていたのです。
せっかく来ていただいたのに、面目次第もございません。
 次回は、ぜひご同行され、お楽しみください。

 今回はどうも最初から最後まで、皆さんに迷惑をかけ通しでした。
次回はがんばりますので、見捨てないでやってください。

ではまた、「イタリアンでいこう」でお目にかかります。