リッチー製フレームの説明



 フレームについてはよくある美辞麗句でほめちぎってあるだけです。説明から得られるまあまあの情報としては、リッチーのフレームは(Tig溶接の上にファットブレイズを施すのではなく)、あらゆるパイプ、ボスはロウ付けで行われていることと、フレームの塗料は米国の塗料会社アクサルタのイムロン(ポリウレタンエナメル塗料)を使用しているということ、BBにはシールドベアリングを使用していること、くらいでしょうか。



 こちらの情報は多少はましで、「ドロップアウト、ボトルケージ、ダウンチューブのマッドガード、ドラムブレーキ・マウント、ツーリングラックなどへの追加のネジ台座は1か所につき6ドル。ブラックバーン製フロントラックを取り付けるための穴開けは1か所につき5ドル」なんてことを知り得ます。



 また「BMX Plus!」誌、1980年2月号でディーン・ブラッドリー(Dean Bradley)によるリッチーマウンテンバイクのテスト記事の引用が載せられています。

  「マウンテンバイク・・・自転車の定義というものに挑戦している」
  「まずおそらく、世界で最も色々なことのできる自転車」
  「そこに行けなければ、非はあなたにあり、その機械にあるのではない」
  「そのバイクは4輪駆動車、オートバイ、さらには戦車でも行けなかった場所に行った。真の荒野を冒険したテストライダーに着いてこれたのは、ハイカーとヘリコプターだけだった」
  「・・・明らかに未来のバイク」

 インプレッションというより、散文詩だね、もはや。

クックブラザースのフレーム、Fフォーク



Cook01

チャンピオン・レーシングのフレーム



champion_racing

ブレーキ







グリップラバー



ハンドルバー



ステム



ハブ



ヘッドセット



ペダル



リム



スポーク



タイヤ



サドル



シートポスト



クランクセット



 カタログにないのは、前後ディレイラー、シフトレバー、リアフリーギア、チェーンくらいでしょうか。