非常に珍しい1000RXの現役レーサー。

 この1000RXレーサー、GoPRO HERO用・車載マウントのデモ目的で展示されたものでした。


 ちょっといじった感じのきれいなマッハですが・・・

 マッハにもタブレットを装着する時代ですか!!!


 胸部プロテクターもトレンドのひとつですか。
 FACEBOOKで商品ページに”いいね”をする(スマートフォンで、ブースにいるスタッフの目の前で行う)ことを条件に、粗品を出すというポロモーションをしているところは少なくなかったですね。


 東京モーターサイクルショーではお初ではないでしょうか?ビンテージ・モトクロッサー向けのレプリカ・パーツ販売やレストアを行う奈良のホーリーエクイップというショップが大々的なブースを出しておりました。オフ車とは長らく縁遠かった私にも、かなり興味深い展示でありました。

1976 ホンダ RC250レプリカ

 ワークスマシンのレプリカ製作の実例展示。

 たいていワークスマシンの2年落ちくらいの技術が市販MXに反映されるので78年式の市販CRあたりがベースマシンとなっているのでしょうか。

 以下に、ホンダの”ビンテージ”時期の市販モロクロッサーを並べておきます。

 ホンダ初の市販2ストローク・モトクロッサーが1973年式のCR250M エルシノアです。スティーブマックイーンの広告で有名です。

1973 CR250M Elsinore (Type 357)

 1974年にCR250Mのイメージを有した公道走行用トレール車、MT250エルシノア(K0)がデビューします。

1974 CR250M Elsinore (Type 357)

 75年式からアップマフラーになります。

1975 CR250M1 Elsinore (Type 381)


1976 CR250M Elsinore (Type 381)

 77年式は出ず、78年式よりMからRとなり、前後サスペンションが大幅に改良されます。78、79、80年式は基本構造を変更させずにマイナーチェンジで熟成を果たしていきます。

1978 CR250R Elsinore (Type 430)


1979 CR250R Elsinore (Type 430)

 80年式は最後の空冷&ツインショックモデルです。81年式でエンジンの水冷化とリアサスのプロリンク化が一気に行われます。(すなわちホンダの”ビンテージ”期は80年モデルまでとなります。なお、エルシノアのペットネームは81年式まで使用されます)

1980 CR250R Elsinore (Type 467)

 

 無限製 ME360 Pro Kit を組み込んだ1978/79 CR250Rエンジン&フレームの展示。

 ME360キットを組み込んだ1980 CR250R。

 キットの全貌。ボアアップピストンで360(353)ccまで排気量をあげる。

 当時の広告。「ワークスバイクを所有するのに次ぐ最良の選択」とある。$650也。1980年の平均為替レートは1$=227円だから147,550円。日本ではいくらだったのでしょうか?ちなみに80年式CR250Rの日本国内価格は345,000円でした。

 CR125用の無限製パーツ(レプリカ?)の展示。

 下のシリンダーや上の壁にかかっているスイングアームなどは当時物のようです。

 加工済 1979 CR125用シリンダー&ワイセコピストン、99,000円だそうです。

1979 CR250 FOX FACTORY レプリカ

 当時物のFOXショックスは貴重なんでしょうね。


こちらがモノホン。

1976/77 KX400 A2

 車両とは別に110万程度でこのレベルにレストアしてくれるとのこと。

1976 ハスクバーナ WR360

 海外メーカーのビンテージ・モトクロッサーの輸入もしてくれるらしい。

 こういった樹脂パーツやアルミタンクを扱っているいるようです。




 マッハカスタム。2ストは残存数は本当に少ないですね。




 タケガワ、キタコに続き、デイトナもモンキー/ゴリラ用DOHC4バルブヘッド市場に参入。(3社の製品を比較してみたいですね。もしかしてOEM供給で同じものとか?)



Victory Hammer S


Victory Zach Ness Cross Country


Victory Boardwalk



Victory Arlen Ness Vison Tour
アレンネスによるファクトリーカスタムモデル。
USで$25,800が300万円($1=\116換算)


Indian Chief Springfield Engine
1638ccで始まったインディアン45度Vツインは現在1720cc。新型には、さらなる排気量の拡大を受けた1811ccが準備されている。




1913 H-D Model 9-E
ちょうど100年前の1913年は元号では大正2年。
ボアXストローク、84.1mmX88.9mmの987ccは約8psを出力する。










Miretto
ペダル付きの電動スクーター。



APEベースでしょうか?



YZW-N6
Webike チームノリック ヤマハのYZF R6をベースにしたモト2用マシン。NTS製アルミ削り出しフレーム&スイングアームを持つ。




Adiva ADtre
屋根付きバイクの世界特許を持っているというイタリアン・スクーターメーカー。


Adiva Cargo3
電動3輪