参加者のみなさん

リタイヤ組

あつしさん@R1100R

あつしさんは、この集まりが”イタリアン”であることを全く意を会さず、ひとりBMW道を行く。

午後から、保母さんとのバドミントン大会を控え、大観山までの参加。
ン!保母さんとの・・・そんな嬉しい情報を我々は聞き逃すわけはなかった・・・・

その日、私は午後から友達の保母さんとの「ウハウハ」球技大会があるため、大観山で引き返すつもりでした。まず、西湘PAに到着するとさっそく古賀さん(db2)が到着したので、しばらくの間「アメリカの免許制度」について色々と教えてもらいました。(タメになりました。)
そうこうしているうちに、ひときわ音の重厚感のあって、「攻めます」と書いてあるようなツナギ軍団が到着。しかも、db2なのになぜかフロントカウルがない変わった吉澤号。吉澤さん曰く「存在をアピールできる」だそうです。あえて、そのことに関してはツッコミません。でもカウルがないとやっぱり「変」だと思いました。(笑)

ここで、吉澤さんに大観山で別れることを告げると「俺、保母さん行く」と眼を爛々と、それこそ真紅のドゥカのように輝かせて言われました。しかもドゥカだけでなくグッチィの太郎さんまで「ならば俺も!!」と握りこぶしつくりながら脅迫されて、「必ずあとで携帯に電話してくれ」と念をおされました。その時は冗談だと思ったのですが・・・。(後へ続く)

とりあえず、大観山に予定通り到着・・・。と言いたいとこですが僕より遥か先に行ったはずの吉澤さん、谷脇さん、羽佐田さんが来ない。まさか主催者であり「大観山で集まろう」と言った本人が道を間違えるとは・・・。前回、大観山で松井さんのドゥカがトラブルがあったので、「やっぱりなにかしらあるんだな」と妙に自分で納得してしまいました。谷脇さんは冗談で「やっぱりBMWは速いね。追いつけないよ」と言いましたが、まぁ、乗り手の問題でしょう。(笑)もちろん、道を間違えるという意味ですがね。

ここで、私はみんなとおさらばのはずでした。しかーし!!ここで終わりではなかった!
約1時間で大観山から家に帰ると早速、太郎さんから家に電話。「これからそっちに行くよ~」と本気でした。とりあえず、私も保母さん達を車で駅まで迎えに行って、そこから球技大会会場(地元の共同センター)に行きました。女の子は8人。そのうち私が面識のない女の子は4人。お~、結構かわいいぞ。

そこで太郎さんに連絡すると、「今、吉澤さんと海老名いるから迎えに来て~」というではありませんか!主催者がなんでそこにいるんだ~っと思いつつ、迎えに行くと、オイル漏れしてる吉澤号がそこにありました。どうやらトラブルで伊豆へ行けなくなりかわりにこっちに来たそうです。実は計画的にトラブルを起こして、抜け出してきたのでは?と疑いましたけど(笑)

そんなわけで、吉澤さんと太郎さんが急きょ、バトミントン大会(一応球技大会)に参加。バトミントンを楽しんでいましたが、私が試合をやっている間に速くも、2人してナンパ。(速いのはバイクだけじゃない)その時点で二人ともかなり女の子と仲良くなり、その後の食事会では、これから中免を取るという二段階突入中の「洋子ちゃん」に、太郎さんの「くどき」が始まりました。太郎さんの必殺技「血液型はなに?」攻撃で洋子ちゃんはメロメロです。一方で吉澤さんの摂氏零度(みんなが凍る)のダジャレを色々と聞かせて頂きました。つらかったです。

そんなわけで、二人はここで解散。僕はその後、保母さんとボーリングに行きました。そして、みんな解散というところで洋子ちゃんに太郎さんの電話番号を教えてくれ~と頼まれたので、教えときました。洋子ちゃんは彼氏がいないそうなのでお得ですよ。太郎さん。

こんな感じでツーレポを終了します。もっと詳しい話は太郎さんに聞いた方が速いかな?

ここで吉澤さん秘話を流させて頂きます。(了承済み←勝手に)と、言いたいとこですが、次の機会にしましょう。長々とすみません。ではでは。

古賀さん@db2

最近、出席率の高い古賀さん。(巨漢!)

ビモータ製db2用レーシングマフラー、FCRを導入。
db2のセッティングにいそしんでいるようです。

太郎さん@Lemans III

免許取り消しまでの短い時間を慈しむように愛車ルマンIIIとの日々を過ごす太郎さん。

で、”亀石からが、in 関東です。”と口が酸っぱくなるほど言ってあるにもかかわらず、本日、大観山でフケるとな!?

国府津では吉澤さん、前回の教訓(リアブレーキロック)から工具セットにテー
プを加えてました。まず西湘を出て、横浜新道入り口までは何事もなく到着しました。そこからバラバラに大観山を目指すと、着いてみたら僕より前に出た人達がいません。DB2の古賀さんとあつし君の3人だけが真っ直ぐ大観山に来たのでした。そこでGSJからGMを経て今横浜に一人でショップを構える西田さんのところで話した事のある人に会いました。話しながら、「吉澤さん遅いな」という僕の言葉に「吉澤さん?」と反応したその人は、そうです去年in関東にも参加していた900SS古田さんでした。ようやく吉岡さん以外の人がやってきて古田さんも鯛丼まで行く事になりあつし君と古賀さんと僕以外は旅立っていきました。で、ウハウハ球技大会が待ってるあつし君は帰ると、今度は”なんちゃってLaverda”(YamahaGX750三気筒、外装はまんまラベルダで、知らないと騙される。)の秋山さんというヤマハ三発隊の方に会いました。このHPのこともご存知でした。しばらく話しているうちに古賀さんも帰りました。すると携帯が鳴り、出てみると吉澤さんの「オイル漏れで行けなくなっちゃった。あつし君の保母さん球技大会に行こう」の声が・・・

ここから物語は畜生道になっていきます。

一人になって暫く待ってると吉澤さんはCB400SFのケツに乗って現れました。
”DB2も終わったか”と思うと「ガス欠しちゃってさ」との事。十国までタンデムで向かいました。吉澤さんはガタイがいい割にその重さを感じさせないのには感心しました。

ガソリンを小ボトル2本分約700ccを補給し、あつし君にも絶対行くと連絡を取りターンパイクを下りました。途中”終点まで10km”の看板に、ヤバイなと思うとすぐにDB2は左に停まりました。ボトルも無いのでGUZZIのタンクを外していると、日頃の行いが悪いのでしょう「痛っ!」
何と吉澤さんが蜜蜂に刺されてます。しかし頑丈な吉澤さんはあまり気にしてないようです。

ターンパイク出口では内山さん@BMWと合流し、湯河原で鯵定食(¥1500)を食べました。魚が嫌いな僕は天丼で済ましましたけど。

そこを出る時すでに2:30。確かあつし君の待ち合わせが3:00。それを話すと吉澤さんはオイル漏れにも関わらず「(あつし君のいる)海老名までとばすよ。急ごう。」・・・執念だ。

小田-厚では、またまた吉澤さん左に停まります。よっぽど日頃の行いが悪いのでしょう、カウルのマウントボルトが無くなってました。例のテープでそれを止め、厚木まで着くと雨が降ってきました。雨の中なんとかあつし君と落ち合い、目的のウハウハの現場へ。

何とそこには爽やかな世界が広がっていました。畜生道一直線の吉澤氏にはまるで無縁な空気でした。あつし君とその友達もいい人ばかりでした。お邪魔虫のわれわれもトーナメントに混ぜてもらい、バトミントン(これが結構楽しい)をやりました。僕はくじの関係で男の子としか試合が出来ませんでした(2連敗)。そしてここでも畜生道を発揮する吉澤さんは、か弱い知念里奈似の女の子めがけて鬼のスマッシュをビシッ、バシッと命中させます。その迫力といったら・・・桑原桑原
あつし君も結構うまくて僕は左右に振りまわされて手も足も出ませんでした。

その後プレゼント交換(僕たちは缶ジュース、あつし君ごめんなさい)をやり、ファミレスで歓談しました。ここでは少しは気を遣うかと思えば普通の女の子を目の前にしながらバイクの話や時代ネタ(おじさんネタ?)を押し通す吉澤さんのバイタリティにはただただ呆れるばかりでした。
秘話:吉澤さんは昔の彼女と電話する時「もしもし」ではなくいい年して「モチモチ」と言っていたそうです。もちもちもちもち・・・うふふっ

あつし君、みんなの企画や雰囲気には感心しました。部外者の僕らにも優しくしてくれてありがとう。みんなにもよろしく。あのあと洋子ちゃんとは一緒に遊びに行く約束をしちゃいました。

で、海老名を出たわれわれは最後に青葉台のモスでお茶して帰りました(11時ごろかな?)。吉澤さんが如何にして畜生道を極めてきたかを教わりました。彼のバイタリティに改めて敬服した次第です。いろいろなお話ありがとうございました。

最後にin関東未参加の方も一度来られる事をお勧めします。何でもありで楽しい一日が過ごせると思います。僕は免許が無くなってもお食事会には参加しますのでよろしく。

不肖・吉澤@db2

ハハハ・・・・
db2、伊豆スカでオイル吹いちゃいました。

というわけで亀石でリタイヤです。

あ~あ、午後から何しようかな・・・
おお、そうだ!保母さんとのバドミントン大会があったっけ!

完走組

羽佐田さん@900SL

初参加の羽佐田さん。
アクラポヴィッチのチタンマフラーと、永井電子のスッテンピン・モーター駆動のタコメータをインストールされていました。

谷脇さん@900SS

最近、ライディングのなんたるかをつかんだ?谷脇さん。
ライテクの習得には貪欲かつ余念が無いです。

前の日の土曜日・・・
「さぁ~、明日は久々にワインディングを走れるぞぉ~」と心踊らせながら、ドゥカの整備に余念がありませんでした。
先日、モトプランヨコハマブランチで「あんまりチェーンオイルを付けすぎないように」と言われていたのでドリブンスプロケットのカバーを外してみました。
で、見てみると飛ばされたチェーンオイルがこびり付いていたのでこれをある程度取り除くと、クラッチピストンとシャフトとの間のダストカバーがチェーンと当たっていたのが気になっていたのでクラッチピストンを取り外してみると、ダストカバーに穴があいているので早速モトプランに電話してみると「あんまり気にしなくても」いいとの事でした。
そして、クラッチピストンを元に戻しちょっと握ってみるとなんかフニャフニャした感触がしたのでもしやしてエアが・・、と感じましたので近くのバイクショップまでブレーキフールドを買いに行き、早速作業に取り掛かりました。
バイクを傾けて、クラッチ側のリザーバタンクの蓋を外してみるとフルードが残りわずかになっていました。で、フルードを補充しながら何とかエア抜きを終わらせ(作業自体は意外と簡単でした)、再度レバーを握ってみると少し遊びが残っていた感じがしたのであまり遊ばないように調整しました。本当はその後走りたかったのですが、BMWの洗車し終わった後に暑いせいか、寝不足のせいか、気持ち良く昼寝してしまいました。さぁ~、当日!!
今回のin関東は梅雨のせいか、参加者が少なかったようでしたが思っていたよりは濃い内容でした。
でも、なぜ参加者が少ないのかは朝起きた時点では知る由もなかった・・・。
いつもと同じように6時頃に家を出て保土ヶ谷に向かう途中、何やらクラッチが滑る、滑る。そしてクラッチレバーもいつもより重い。もしかして、昨日のクラッチレバーの遊びの調整が詰めすぎたせいかなと思い、スタンドでマイナスドライバを借りて余裕を持たせるように遊びを調整すると、クラッチが滑らなくなり問題無く保土ヶ谷にたどり着きました。
到着すると、なぜか吉澤さん(db2)が一人ぽつんと・・・。早く到着したそうでした。その時、初参加の羽佐田さん(900SL)がやってきました。野島さん(900SS)、吉岡さん(916BIPOST)がやってきました。野島さんがここで見送りという事でしたが、吉岡さんは途中まで参加とのことでこの4人でin関東が始まりました。

西湘PAに到着すると大貫さん(ルマンⅢ、先に料金所で合流)、古賀さん(db2)、平出さん(R1100R)がやってきておりました。今回はターンパイクでなく箱根新道で上がる事にしました。またも僕が先に出発。途中で吉澤さんに追いつかれるだろうなと思いながらペースを上げていると、羽佐田さんが軽装にもかかわらずいいペースで追ってきています。で、箱根峠にたどり着くとなかなか皆がやってこない・・・。吉澤さんと吉岡さんもやってきました。で、欲よ考えてみると、西湘組は大観山で帰るとの事だったのでこっちが迷子になってしまった・・・。吉岡さんはホントはくるはずだったのですが何やらトラブルでここでお別れです。

大観山に到着すると、やはり大貫さん達が到着していました。すると古田さん(900SS、第4回に参加)がいるのではないのですかぁ!!始めましてと挨拶したのですが過去に一回会っていました・・・。古田さん、ど忘れこいて申し訳ありませんでした。3万を越えている積算距離計と薄くなったツナギの膝パットがいかにも走り込んでいると感じさせます。
ここからは吉澤さん、羽佐田さん、古田さんそして僕とで亀石に向かう事になりました。

伊豆スカに入り、またも吉澤さんにいつブチ抜かれるのかなぁと思い、ミラーを覗くと”ピタっ”と付く一台のドゥカが一台・・・。そうです、古田さんです。直線であっさり抜かれると早速後ろで拝みに入ります。
奇麗に身体をイン側に入れて、しっかりとトラクションをかけて曲がる姿を見ると勉強になります。僕は直線で追っかけるのが精一杯といった感じで、何とか食い入る様に拝見させてもらいました。最後に僕が先に出ていき、古田さんにフォームチェックしてもらう感じで亀石に到着しました。「僕の走りどうでしょうか」と尋ねると、早速古田さんが「コーナに入る前に余裕がない感じ、それと前乗りの様な感じがした」
とチェックしてもらいました。
吉澤さんがすぐ来るかなと思っていたのですがなかなか来ない・・・、もしやとおもいながらも暫くしてやっと到着。吉澤さんが「何か、後ろが滑るんだよなぁ・・・」
と車体をチェックするとエンジンからオイルが漏れており、オイルの量もかなり減っておりました。リアブレーキもかなり熱を持っており、本人は最後まで走りたがっていたのですが前にもトラブルが大きくなっていた事を考え、ここで引き返す事となりました。
吉澤さんが帰った後、入れ違いに伊豆を一周したという内山さん(R100RS)が亀石にやってきて少し歓談して西伊豆に向かいました。

主宰者がアクシデントでリタイアという前例の無い状態で3台の900が西伊豆へと向かいましたが、それぞれ同じようなペースとなりました。途中で古田さんのSSに試乗したりしながらもいつもの撮影ポイントに向かいました。

で、いつもの撮影ポイントで写真を撮りながらSS談義に花が咲いたところで2台のSSをチェックしてみました。

羽佐田さん
まだ、2千キロですが既に給排気系に手が入っています。
キャブがTDMRにマフラーがアクラボビッチという他のSSでは珍しい組み合わせ
が印象的です。
他にタコメータがベリアでないのに換装されている以外はノーマルのままです。
軽装にもかかわらずガンガンと走っていきます。後で話を聞くと毎日ニンジャで通勤しているとの事で、どうりでと感じました。

古田さん
91年のSSがベースです。流石に乗り込んでおり、給排気系は勿論(キャブはFCR、マフラーは金城製)ブレーキラインのメッシュホース化、タイヤは前はTX15のRACE2で、後ろがTX25のRACEで180です。結構端まで使っており流石と感じました。それとリアショックがペンスキーとなっていました。
途中で古田さんのSSに試乗したのですがライポジは僕の少し前傾があるSSに比べると凄くアップライトに感じました。これによって逆に上体が起きている状態でリーンに持ち込めます。リーンする時のタイミングの取り方に神経質にならないですむのはリアショックのお陰だと感じました。だけど、ホイールがノーマルのままなのにあれだけの走りができるのは流石です。

ちなみに僕のSSに試乗した古田さんの印象は「このポジションもいいですね。ただ寝る事は寝るのですが、フロントがついてこないような感じがした」との事でした。これはフロントフォークが750SSのものがついているのか、それともリアタイアが160なのかが少し解りませんがもしノーマルのホイールを使うのであればフロント110にしたらどうかなとふと頭の中で思いがよぎりました。

撮影ポイントで他のSSのフレームが奇麗にしているのに僕のはなぜか汚いのが気になってエンジンを見てみると、何とリアのシリンダヘッドとシリンダとの間からオイルが漏れている形跡が・・・。
帰りにモトプランに寄ってチェックしなければ思いながら鯛丼に向かって走りました。

鯛丼まで何とか走りきったところで古田さんとはここでお別れです。
雨もぽつぽつと降ってきたのですが、あまり気にしなかったのでここで鯛丼を食しながらSS談義に花を咲かせました。
そんな事していたら、雨も結構降ってきていたのでここを後にして、雨を避けるようにしてフルコース走りきりました。
函南から熱海峠まで登るタイトなコーナでは何とかバンクさせずに走りきり、一気に横浜まで走りきりました。

小田原辺りで雨が止んでいたので大丈夫かと思いきや、平塚辺りいから雨の降りが目立つようになりました。
東名に上がり、渋滞の中をすり抜けながら1台のドゥカがゆっくりと走っておりました。そうです、古田さんです。途中まで一緒に走り、僕と羽佐田さんは横浜町田で降りていきました。

早速モトプランオイル漏れの個所をチェックしてもらうとオイルラインのシールがやられたらしいと睨んでいます。
リア側なののでエンジンを降ろさなければならないとのことです。もし降ろすとなればついでにヘッドのオーバホールも一緒にやってもらう事になりました。雨が止むどころか段々と激しくなるばかり・・・。当日になって天気予報が変わるという有様でした。どうりで出席者が少ない訳だ・・・。
ここで、羽佐田さんとはここでお別れです。僕の方は雨の中調子の悪いバイクに乗って帰りたくないし、それよりもツナギがずぶ濡れになってしまうのも嫌だったので、「代車よりも着替えがあったいいなぁ・・・」と言ってみたら心起きなく着替えを貸していただきました。ホントにありがとうございます。
という訳で、羽佐田さんがずぶ濡れになって帰っていたのですが、僕の方は電車で一人寂しく帰りました。
ホントはホイール交換だけのはずだったのに色々と追加してもらってしまう・・・。
ではまた!!

古田さん@900SS

なんと、昨年の第4回(6月)以来、1年ぶりの参加。
また、奥さんご同伴でご参加ください。

●ありきたりの休日??
当日、朝5時30分起床、睡眠時間はおよそ3時間。
眠い、くそぅ、深夜番組なんか見るんじゃなかった。
暑いかな?なんて思いながらレザースーツを着込み、SSを引っ張り出す。
整備、洗車はばっちり昨日行った。ちょっと雲行きは怪しいが最寄りの青葉インターから東名に乗り、ゆっくりと流して御殿場で降りる。
ここからが本日のメインのはずだった、長尾~箱スカ~芦スカというコース。
長尾をちょこまかと上がり、大好きな箱根スカイラインに到着。
ラッキー!入口担当の人がいない、今日は只だ。
気分よく飛ばしはじめるがなんか変?
高速コーナーでフロントがアウトに逃げる。いかにも横Gに耐え切れずズズズって感じで。
リアもアクセルオフでダァ~て感じでアウトに振り出す??チェーン調整したときセンター出しを失敗したか?
いかん、早々に引き上げよう。
いつものメンツに引き上げますと挨拶してとりあえず大観山へ朝食をとるべく移動!●おやおや?もしやこの後一行様は??
遅い朝食をホットドッグと缶コーヒーで済ませ、ボケーっとしてると、あれあれ? たろーさんだ。
やぁやぁ、どうもどうもなんて話をしていると吉澤さんの名前を言ったような。
“ひょっとしてイタリアンでいこうの???”
しばらくして吉澤さん到着、挨拶したところ覚えてくれていたみたい。
しっかし、よく覚えててくれてましたね~、約1年ぶりですよ~
吉澤さんにお誘いいただき鯛丼まで同行させていただくことが決定。
たろーさんたち数名はここでお別れ。
たろーさん、サーキット走行のときは手伝いますよ、ぜひ呼んでくださいね~

●激走!伊豆スカイライン!!
走り出してすぐ、ターンパイク十国線でいきなり対向車線にはらむ。
確か、前回もここでやったな、いかん、いかん、調子に乗りすぎだ。
伊豆スカイラインまでは車の多いこと多いこと。
順調にパスしていく3人にどうも遅れがちになってしまう。
どうも苦手なんです、遅い車の処理って。
そうこうしてるうち伊豆スカイラインにコースイン。
吉澤さんと羽佐田さんに譲っていただき谷脇さん追撃開始!
しばらく後ろにつけ、パッシングポイントを探った後、緩やかなカーブの立ち上がりでいただく。
このあたりからまたフロントの異常が目立ちはじめ、ペースを落とさざるを得ない。
タイヤがある程度暖まってからこの事象は発生するのかな?、と言うことはタレてる?
そうこうしているうち、数珠つなぎの車の一団に捕まる。
どーせ抜くの下手糞なもんでなるべく愛想よく、どもども、って感じで抜いていると・・・
案の定、いつのまにか谷脇さんが追いついている。
最後のバスをクリアしてしばらくのランデブー走行の後、先行してもらう。
ほどなく亀石SAに到着。
谷脇さんにあっしのオヤジギャクに付き合ってもらいながら吉澤さんと羽佐田さんを待つ。
しばらくで二人とも無事到着・・・と思ったが、なんと、吉澤さんのバイクがオイルもれ。
吉澤さんはここで”男の決断”を下し帰還することに。
吉澤さんを見送った後、内山さん(始めまして!)としばらくお話し、出発。
いつかそのセクシーなライディング中のお尻を拝ませていただく約束をして。

●おのれ鯛丼!
亀石を出てツーリングにしてはちょっと速いかな?くらいのペースで移動する。
それにしても谷脇さんの抜きっぷりの良いことに改めて感心する。
どうもあっしはそのあたりの思い切りがヨロシクナイ。
後ろを走っていた羽佐田さん、恐くなかったっすか?
いつのまにか風景は町中からつづら折りのワインディングが延々とづづく山中、そして海岸線をたどる道に。
いつもの撮影ポイントなる場所で休憩。
ここで谷脇さんのバイクにオイルもれが発覚、
気を取り直して鯛丼に向かう。
この道もなかなかタフなワインディングであり、途中何個所か道の荒れているところにビビリながらも何とか到着。
ところが時間を確認するとすでに2時!予定時間はとっくにすぎている、先を急がなければ・・・
うわさの鯛丼を目の前に断念し谷脇さんと羽佐田さんに別れを告げ先を急ぐ。
おのれ鯛丼!いつかおまえを食ってやる!!

●地獄のソロツーリング
お二人と別れ何分か走ったところで気づく。
“あれ?こっからどうやって帰るんだ??”
しかし、お気楽なあっしの性分、まー真っ直ぐ行けば沼津かどっかにぶち当たるだろ?ってなもんでいいかげん。
“こっちに行ったら伊豆長岡か~。伊豆長岡ってどっこだろ~な~”な~んて鼻歌交じりで沼津を目指す。
この先脱出不能な罠が大きな口を開けて待ち受けていることを知らないお間抜けなあっし。
ほどなく停止車両に行く手を阻まれる。
“おいおい、こんなところに信号か?しっかしま~長い信号だこと!”な~んて待ってみてもいっこうに動こうとしない。
隙間から遠くを眺めると、車、また車。
ここで初めて気づくのでした、”こりゃ渋滞でじゃわい!” 雨も降り始めた。
Uターンしようにもわりと細い路地、対向車も途切れなくやってくる。
それでもなんとか東名沼津の案内も見えてきた。
途切れ途切れにすり抜けをしながらほうほうの体で沼津インターに到着し、空腹をだましながら東名を走る。
限界!ってとこで足柄SAでたこ焼きを食う。ラッキー!焼きたてだ!!
つらかったここまでの道のり・・・ささやかな幸せを感じる・・・うぅっ。
気を取り直して再度走りはじめると、電光掲示板は高速道路上での渋滞を知らせてくる。まったくありがた迷惑だ、たまには”イケるぜGO!GO!”とかせめて”P↑”くらい気の利いたメッセージ出しやがれ!
一人ぶつくさいいながら走っているとついに渋滞にぶつかり、半泣きになりながらすり抜けを繰り返す。
途中、すり抜けを失敗したバイクが倒れ、ぶつけられた車のおやじがブーブー言ってやがる。
ライダーも平気だったみたいで仲間も何人かいるようなのでそこを通り過ぎる。
しばらくしたら、あれれ?谷脇さんと羽佐田さんだ!
確かにゆっくり走ってたんだけど、それにしても???
やっぱりあっしの通った道ってハズレだったのか?
くっそ~いっしょに鯛丼くっときゃよかった!
鯛丼のヤロウ!どこまでわしをばかにするんならぁ~!
・・・いかん!錯乱してきた・・・
お二人とは横浜町田ICで手を振ってお別れ、あっしは横浜青葉で下りてちょっと走った自宅へとバイクを走らせる。

16:50 帰還。
どろどろに汚れた愛車の前で叫ぶセリフが空しくこだまする。
“昨日洗車したのに~!! のに~!のに~・・・”

・・・楽しかったから、ま、いっか~

●その後
鼻歌歌いながら通り越した伊豆長岡への道が正解のようですね。
翌日、地元の先輩に聞きました・・・

フロントの妙な挙動はエア圧が少なすぎたのが原因のようです。
確かに前日に気温上昇を見越して少し抜いていたのですがやり過ぎたのですね。