1st aniversary Take the Italians for Kyushu !

水の巻:関東→関西

水、水、水の中をしゅっぱ~つ!

<吉澤の場合>

吉澤 智志@db2

自宅(川崎) →(東名高速)→ 大阪(吹田PA)

7/17木曜日、なんとか積もり積もった仕事にカタをつけ、家路につく。
さぁ、これから待ちに待った in 九州の始まりだ!
当初の予定では、自宅を24:00に出発。東名高速に乗り、夜の間に一気に大阪まで!という段取りでしたが、出発準備をしていると、急に小雨がパラついてくるではありませんか!
db2はウエットには弱い!もう激弱といっていいでしょう・・・とたんにくじけて、夜のうちに雨が止むことを祈って、早朝に出発することに変更。そそくさと布団に入ることにする。
しばらく布団の中でじっとしていたが、さすがにさっきまで意気込んでいたわけで、興奮して寝つかれない。一時間ほど悶々とした後、再出発を決意する。

小雨降りしきる中、川崎ICより東名高速に乗る。路面は当然ウエットでスピードを
上げられない。安全を期し120km/hで巡航する。しかし東名を下るにつれ、雨は益々強くなるばかり。結果、出発してからなんと100キロ以上もの間、延々雨にたたられてしまう結果となってしまったのだった!!(静岡県を抜けたあたりでとりあえず雨は止んだ・・・)

それにしても夜の東名はなんてトレーラーの数なんだ。追い越し車線だろうと走行車線だろうとぎっしりトレーラーで埋まっている。その上、コイツら眠気覚ましにローテーション組んで抜きつぬかれつやっていやがる。スゲー迷惑。こんなトラックが延々と大阪まで続いていた・・・・

雨そしてトレーラー軍団・・・悪いことは続くものです。道中、なんとdb2のバックミラーのステーが、走行中にバッキリ折れるというアクシデントが発生しました。(微振動による金属疲労だろうか?しかし、それにしてもステーはクロモリですぞ。なんで折れるかな~)
たまたま左ミラーを見たら、なぜだかブラブラしている。あれぇ、db2のミラーって、こんなに揺れたっけ?と思った瞬間、ミラーがポロっと落ちる・・・間一髪でナイスキャッチ。ちょっとでもタイミングがずれたら、あやうく貴重なミラー&ステーを高速上にぶちまけるところでした。
まぁ、いいや。どうせミラーなんか見ないから・・・と、気にせずそのまま大阪に向かうのでした。

<上野の場合>

上野 伸@400SS

東京・有明 →(フェリー)→ 南紀勝浦

東京有明FTにて夕刻乗り込むフェリーは南紀勝浦経由高知行きの「さんふらわあ」。既に何度となく利用しているいつものフェリー・・・じゃない!新造船だ!
さすがにきれいだ。カーデッキなんて明るい照明で以前の薄暗いむさ苦しい感じなど微塵もない。床面もすべりにくいようにペイントされていて、安心して走れる。
エントランスに入って、またまたびっくり。その広いこと。でもソファーが少なくて一休みする場所がなくちょっと不便なのが残念。

どこかのラジオ番組主催のパーティも終わり、夜も更ける。さて明日もフェリー泊りだから入れないかも知れないから、と風呂に入り、汗を流してから床に就いたのだった。



土の巻:関西→九州

土がつく、といえば・・・そう、転倒です。

今尾 祐一郎@tesi1d

辻井 久一@SB6

And …. Special Guest おいちゃんこと久保田 力@tesi1d!

今尾さんのテージ。しっかりコケてます・・・

吉澤のdb2。六甲でコケて鍛造アルミのペダルがポッキリと・・・

六甲アイランドの夕暮れ

同六甲アイランド。別れのとき

フェリーにて。上野さんのモバイルギアで、イタリアンでいこうMLにツーリングレポートを送る。モバイルのこういう使い方っていいね。

<今尾の場合>

前日の午後若干天気が崩れ気味だったけど金曜の朝起きてみると快晴!
うーん、日ごろの行いじゃ と、いそいそと出撃準備をし9時に出発。

9時30分には吹田SAに到着しDB2を発見。
10時まで時間が有るので、吉澤さん探索を開始するがレストラン、休憩所、休憩所の裏の林を検索するが見つからない!?
どこで寝てんねやぁー と、思ってたら反対のSAの公園で寝てたそうです。

SAでちょこっと雑談した時に

「今年オイラの参加したツーリングの転倒率は100%なので注意して下さい。絶対、絶対こけないで下さい」

と、お願いしておく。(伏線1)

とりあえず、ミラーのステーを溶接しに
名神(豊中)->阪神高速空港線->守口線(森小路)->R163
とライディングハウスへ向かう。途中 R163で Tesiちゃんは水温110℃を記録し人車ともオーバーヒート。

DB2のミラーステーを、お隣のタイヨウモータースのおっちゃんに溶接してもらい、カンスプレーで一応の塗装もして完了。
わーい、なおったなおった。

で、ついでに DB2のチェーンアジャストのエキセントリックは下向きがデフォルトって事でエキセンをクリっと回してお尻の上がったカックいいDB2が出来上がり!
これで、ハンドリングが少し変わったのだろうか??(伏線2)

ここで、お昼ご飯時になったのでバイク屋の兄ちゃん(久米ちゃん)にここらで、おいしいものを聞いたら「うどん屋」って事で上野さんが走ってるさなかオイラたちは飯食ってました。

飯食った後は六甲行きましょうと、R170->R1->阪神高速守口->神戸線を乗り継いで芦有(六甲の有料道路)へ。

実はおいらは大阪に住んでいながら六甲へは全然走りに行った事が無いので初めて走る道で、しかもタイトな上に180度ターンばっかり。
めちゃくちゃ苦手やっちゅうねーん!
って事で途中より、吉澤氏に前を走ってもらい芦有から六甲山頂道路?へ
途中、山頂の展望台?に止まり六甲の山より神戸港を眺めカメラを持ってこなかった事を後悔しつつ表六甲方面へ。

DB2を先頭に走り出してちょっと間して、何やら右足の足が異様に熱い!
オーバーヒート気味だったテージちゃんが水を吹いちゃったか?と思った矢先、右のコーナーで横を向くぐらいリアが滑り慌ててバイクを路肩に停めてバイクをチェックする。
「あれ?水も、オイルも漏れてない??」

確かに砂が浮いててダスティーな所だけど、あんなに滑るはず無いのに????(伏線3)

「ま、いっか?(ーー;)」

と、先に行っている吉澤さんを追っかける。

ちょっと走ると右のコーナーでバイクを停めて待っていてくれてるではあーりませんか。
「うう、ええ人やぁ(^.^)」

と、おもたらコケてはったんですわ・・・・(T_T)
ううううう、これで記録更新してしまった。(>_<) ともあれ、体もバイクも被害最小だった様でよかったよかった。 気を取り直し緩んでしまったステップを締め直し、切れちゃったウィンカーバルブを調達に南海部品神戸店へ。 ここで、バルブを購入し喉の渇きを癒していると、既に4時45分!そそくさと六甲アイランドへ。 ダイヤモンドフェリー乗り場に着くと、あったあった荷物満載の 400SS(^○^) 上野氏とごたいめーん。 あと2名(久保田氏、辻井氏)が合流予定なんだけど、なかなか来ないのでフェリー乗り場2階の待合室でしばしバイク談義。 余談ですが、ジェットスキーめちゃおもろいです。 ただし、吉澤氏はジェットスキーはこけても大丈夫っぽいこといってはりましたが、おいらは、脳震盪3回、肋骨2本やってます・・・・。 5時過ぎに辻井氏がSB6「コルセでやってやるぜ!」仕様で登場、またまた、バイク談義に花が咲く。 6時30分ぐらいになり久保田氏がやってこない(実はテージのバッテリーがあがってたそうな)ので、はらペコ集団と化した一団は六甲アイランド内のお好み焼き屋へ向かう。 # ほんとは店の下調べしときゃよかったんですが仕事がいそがしゅうて成り行き任せにお好み焼き屋になりました。いやはや、すんませんっした。 お好み焼き、たこ焼に舌鼓を打ちつつ、わいわい。 やっぱりバイク乗りが集まっての会話っていいなーと思うのでした。 そうこうしてると、久保田氏登場と思いきやまた消えた??? うーん、忙しい人だ。(テージのバッテリーが心配で走り回ってたらしい) 久保田氏が戻ってきて落ち着いたーと思ったら乗船時間が迫ってきてフェリー乗り場へ。 今日はお疲れさま、明日もご安全にということで、上野、吉澤両氏と固い握手を交わしお見送りいたしました。 あー、おいらもいきたかったじぇい。

<吉澤の場合>

■吹田PA → 大阪近郊 → 六甲

午前6時過ぎ吹田SA着。
10時頃には今尾さんが起こしに来てくれる約束なので、早く寝ておかなければ・・・(今日は六甲を走る予定。寝不足で六甲に行ったら転倒してしまう!:伏線

適当なベンチを見つけ早速寝込む。徹夜で500km走ってきた。あー疲れた。zzz・・・

10時過ぎ今尾さんと合流。お初にお目にかかります。
今尾さんは想像した通りの感じの方でした。黒のダイネーゼが似合うナイスガイだ!

開口一番、私『どこか溶接のできるとこ知ってませんか?』
道中、折れてしまったミラーステーのことを話す。親切にも携帯にて溶接屋の手配をしてくれた。ありがとう、今尾さん!
溶接ついでに今尾さん御用達ショップ・寝屋川のライディングハウスに遊びに伺う。RHは、店員の人がとても気さくな印象でした。さすが大阪!!ドカ・ショップといえども商売つーものを分かってまんなぁ。

そして、昼。昼飯はうどんだ。これまたさすが大阪!
あ、そうそう・・・今頃、上野さんは何してるだろう?上野さんの携帯に電話をしてみる。上野さんは昼飯を食べずに走っているようだ。(悪いね、上野さん。あの頃、我々はうまいうどんに舌鼓を打っていたところなのでした・・・)

腹ごしらえも出来たことだし、さっそく六甲へ向かう。
六甲の印象は、とにかく道幅が狭く、コーナーもタイト。そしてとにかく勾配が急。上りもキツいが、下りが特にキツい。
この急勾配&タイトコーナーで腕を鍛えれば相当なダウンヒルスペシャリストになれるだろう。木の実レーシング時代の片山敬済が腕を磨いた六甲だ。しみじみ思い入りながら走る。が!なんと!
自宅から500km以上離れたこの地にて、やってしまいました!転倒を!

きれいに転んだおかげでダメージも少なく、各部の傷・削れ、ブレーキペダル切損(これはイタイ!)、およびウインカーバルブ切れという軽傷で済んだ・・・
当然自走可能。旅はまだまだ続く。
次の目的地は上野さんと合流する六甲アイランド。

六甲アイランドでは上野さんは先に着いて待っていた。早速、三人でバイク談議に花が咲く。ここにはあと二人やってくることになっている。SB6の辻井さんとTESIのおっちゃんこと久保田さんだ。

五人揃ったところで、関西最後の晩餐、お好み焼きを食す。これまたバイク談議に花が咲く。
今回のエンスー談議において特に強調したいのは、ジェットスキーにおける皆の熱烈な支持である。なんと、久保田さんはジェットスキーを所有しているとのこと。不肖・吉澤もにわかジェットスキーファンなのだ。みなさんもどうです?絶対病み付きになると思うな、ジェットスキー。

食事が終わる頃には、我々はフェリーで大分に向かわなければならない時間がきてしまった。関西勢とアツい分かれを交わし、船に乗り込むのであった・・・

次の目的地は大分。in 九州の道程はまだ始まったばかり・・・

<上野の場合>

■in 九州前哨戦・紀州路ツーリング

朝8時過ぎにフェリーは南紀勝浦に着岸。船を下り見上げた空は何故かどんより曇ってる。夕べの天気予報は快晴って言ってたぞ!ぶつぶつ・・・
怪しい雲行きもすさみを過ぎる頃に雲が切れた。わぁい!青空だぁ。

田辺からは海岸を離れ、山に入り高野龍神スカイラインに向かう。
奇絶峡を過ぎると風が涼しく感じられる。心地良い山の空気だ。
そして、辿る道はどんどんと標高を上げ見晴らしが良くなってくる。
期待の龍神ラインは噂に違わぬ快走ロード。ここ良い!近畿圏の方がうらやましくなります。
なので、高野山まで思わず一気に走ってしまいました。

山を下りると、あとは神戸に行くだけ。とにかく高速に乗って・・・
と、和歌山に向かいます。和歌山で阪和道を一区間だけ走り、りんくうタウンで阪神高速に乗る。
阪神高速もなかなか良かったです。夜走ると夜景が綺麗だろうなぁ・・・と思いつつ走る。が、風が強くて結構ひびって走っていました。

日も傾きはじめた午後4時。六甲アイランドに到着。

本番の九州はこれからなのに、もう心は満足。充足感で一杯です。
フェリーではゆっくり休んで明日からに備えることにしよう。

火の巻:九州→関東

火の国・九州に上陸!

前川 孝裕@bb1

朝倉 康幸@strada1000

朝倉さんの愛車で、超レアモデルであるモトグッチStrada1000をここで紹介します。このモデルって、グッチ・ファンを自任する人でも実物を見たことはない人が多いのではないでしょうか。

一見、CB750ナイトホークに見える?(朝倉さんゴメン!)

クラシカルのようで、よーく見るとそうではないボディラインをもつ。
同時期の日本製MCのデザインを強く意識しているように思われる。

イタリアンらしからぬアップハンドル。
しかしグリップはイタリアンモデルらしくスポンジ。

ほとんどの人はリアビューを見ても何のバイクだか分からないはず。
ウインカーまわりなどのデザインがやや未消化に見える。う~ん、俺ならあそこを、ああするな・・・

メーターまわり
大き目のコンソールがグッチらしい。
Max240km/のスピードと10,000rpm(8,000rpmでレッド)のタコ。(この辺はメーターチューンですね、ハハ・・・)

当然、エンジンは特徴あるグッチの縦置きVツイン。
同時期のスポーツモデルに比べ、小径キャブ、ロープロファイル・カムなどで、ツアラーよりのチューンに仕立て直している。
この無限の可能性を感じさせるVツインが、グッチのなによりの魅力。

これもグッチの定番。ラフランコーニのマフラー。
静かです。丸コンチあたりが似合いそうなんだけどな~・・

<朝倉の場合>

■7月19日(土)

いつもより、早起きをした私は窓の外の空を見上げる。
「ん、いい天気だ。今日はちょっと暑くなるかな。」なんて思いながら出発の準備をする。
そういえば、今日はイタリアンでいこうで知り会った大分市在住の安部さんにお会いすることができる。
いままで、メールのやり取りは何度かありバッテリーや車検のことなど良くして頂いた方だ。
そして、何よりも吉澤さんや上野さん、数少ない九州メンバーの前川さんにお会いできるのだ。
楽しみ楽しみ。

9:30頃、西大分港に着くが、まだ誰もいないようだ。
船の着は9:55なので、しばらくボーとしていると目の前をbb1が駆け抜けていく。
何を勘違いしたのか、前川さんも船で来ると思い「あれ、早い船で来たんですか?」なんて言ってしまった。
すると前川さんから「福岡の前川ですよ」と言われ、ここではじめて船で来たのではないと気づく。
前川さん、失礼しました。
二人でしばし歓談していると、向こうから安部さんが登場。
同じ大分に住んでいながら、会うのは今回がはじめて。
3人でしばらく話し込んでいると、神戸からのフェリーが入港してきた。
そこからは荷物をたくさん積んだ400SSの上野さんと身軽だが上下ライディングスーツに身を包んだ吉澤さんが駆け降りてきた。
そこで、しばし歓談しながら最後に記念撮影。
そして、安部さんの案内で近道を走り久住経由で阿蘇へ向かったのです。
安部さんは、これから北海道へ旅立つとのことで途中でお別れ。

そこからは、前川さんの誘導で吉澤さんをぐいぐいと引っ張っていく。私にとっては随分と速いペースだ。
途中、上野さんに「いつもこんなペースなんですか」と聞くと「イタリアンのときはこんな感じなんですよ」とつぶやく。
やっぱりイタリアンはこうでなくちゃと思う反面、ついて行けるかが心配だ。
しばらく走っていると、雄大な久住高原の風景が現れ吉澤さんもバイクから身を乗り出し風景に感動しているようだ。晴れててよかった。
そこで、昼食をとり宿へ荷物を置きに行き、大観峰を目指す。
途中、牧ノ戸峠で記念撮影。しかし、そこではすでに私のグッチに異変が起きていたのです。
牧ノ戸峠から大観峰までは、前川さんと吉澤さんがカッ飛んで少し遅れて上野さんが付いていく。
「上野さんも随分と速いペースだな、壊れたメルヘンは本当だったんだな」なんて思いつつ自分なりに頑張ってみるが全然追いつかない。
大観峰では、バイク話に花が咲くが、メカに詳しくない私はフムフムとうなずくだけ。
でも、聞いているだけでも楽しいのはなぜだろう。
どれくらい、時間が過ぎたのだろうか、そろそろ宿のチェックインする時間だ。
そこで、前川さんと別れ吉澤さんと上野さんとで宿へと向かう。

宿に着いた私たちは、支配人と思われる人とバイクの話しをしながら、奥へバイクを止めれば安全とのことで奥へと移動したその時です。
ふと見たリヤタイヤがオイル塗れになっているではないですか。
先日、オイル交換を自分でやったのでエンジンオイルが漏れたのかなの覗いてみると、なんとファイナルギヤボックスのドレンボルトが外れオイルがすべて無くなっているではないですか。
自分でやったオイル交換で締め付けが不十分だったのか緩んで取れたようです。
吉澤さんが牧ノ戸峠でタイヤが濡れていると思っていたとのことですが、途中路面が濡れていたので気に留めなかったとのこと。
ということは、20Kmぐらいはそのまま走っていたことになる。幸いなことに異音もなくデフも無事なようだ。
吉澤さんのアドバイスで、影響のない場所のボルトを付けてはとのことでハンドルのトップブリッジボルトを付けてみると見事一致。
このボルトならどこでもあるものと分かり近くのショップへ買いに行こうとしたが、なにせ山奥の田舎宿で辺りには何もない。
宿の受付から5Km先に自動車修理工場があるとのことで、上野さんのバイクをお借りし吉澤さんと早速向かったのです。
そこで、ボルトの山の中からやっと一致するものを探し当てたが見る限りに長いようだ。
結局、短いボルトは見つからず、ワッシャを数枚重ねて長さ調整することにした。
ミッションオイル500cc+ボルト1本+ワッシャ8枚を500円で購入し宿へと向かう。
宿では上野さんが心配そうに出向いており、カメラを構えてた上野さんに向かってタンデム姿でハイ、チーズ。ちょっと、恥ずかしい。
買ってきたボルトをワッシャで長さを調整し、ミッションオイルを補充する。
これで、一応の処置が完了し明日もまた走れそうだ。よかった、よかった。
そして、3人の夜は更けていったのです。


(Reported by 吉澤)


1日中走った後、帰着した宿にてファイナルギアドライブケースのドレインボルトが脱落してしまっていたことを発見!
当然、ギアオイルは完全に抜けきってしまっていた。


2人乗りできる上野さんの400SSを借りて、近場の自動車修理工場まで部品調達に行く。
なんとか適当なボルト、ワッシャ、ミッションオイルを手に入れることができ思わずガッツポーズ!


状態チェックしています。


ピッチが細目で標準的なネジではなかったため、完全に同じ長さのものを手に入れられず、ワッシャを噛まして長さを調節している。


新たにミッションオイルを入れているところ。
ケースサイドに切られたネジ穴からオイルが漏れてくるところまでが適量とのこと。
翌日、これで再びStrada1000を一日走らせたのですが、特に問題はなかったようです。運が良かったのか、グッチがタフなのか、デフギアはこんなものなのか・・・


■7月20日(日)

朝6時、昨日の酔いを抜くために朝風呂へ向かう。
吉澤さんと上野さんは昨日の疲れからか、まだ夢の中。
8:30宿を出発し、前川さんとの待ち合わせ場所の大観峰へ向かう。
吉澤さんは今日も快調のようで、あっという間に置き去りになった私は上野さんに付いていこうと頑張ったが、これも置き去りになるのです。やはり壊れたメルヘンは本物だったのか。
効きの悪いブレーキを思いっきり握り締め、少しでも追いつこうとするがブレーキングを我慢するほどバイクが曲がっていかず苦労しました。
やまなみハイウェイから大観峰へ向かうミルクロードの入り口で吉澤さんが待ってくれいていて、そこからまたハイペースで目的地へ向かう。

その途中、FZRとZX9Rの2台連れを追い抜いたときFZRが吉澤さんの後を追いかけていくではないですか。
その先どうなったか見届けようとしたが私のペースではまったく無理。
途中、追い抜きも出来なくのんびりと大観峰を目指す。大観峰に着くと前川さんしか居ないではないですか。
「吉澤さんと上野さんは?」と尋ねると「上野さんは来たけど、吉澤さんはまだです」とのこと。
ははーん、さっきの勢いで先に行っちゃったかな。
今までの経緯を前川さんに話し、前川さんに向かえにいって頂いたのです。
やっと、目的地に着いた吉澤さんに「さっき、後ろから2台連れの1台が追って行ったんですよ」と言うと、本人は全然気づいてなかったとのこと。流石、吉澤さん。

4人揃ったところで、次の目的地の俵山へ向かう。
俵山へ登る道が多少渋滞したいたようで、のんびりと頂上を目指す。
頂上に辿り着いて一息。しばらくの間、雄大な阿蘇の姿を目の前にのんびりと過ごす。
上野さんのモバイルギヤから、生実況中継メールを流してみる。
その姿を周りのバイカーは、物珍しそうに眺めている。
やはり、オートバイとコンピュータはミスマッチなのか。しかしながらモバイルって便利だなと思い自分も欲しくなってきたのです。

俵山を後にし、阿蘇の麓で昼食をとる。
昼食の後、すぐ側にある白川湧水を見に歩いて出かける。
この地域は阿蘇山の湧き水が至る所で湧き出ており、水の里といわれるところだ。
そして、真夏日の中、涼しげな雰囲気を醸し出しているのです。

いよいよ、阿蘇山頂上を目指し登山道を駆け上る。
頂上では少し曇っていたが、観光するには問題なし。
風も逆方向に吹いており、ガスも流れてこないベストな状態だ。
しばらく、阿蘇火口の前でのんびりと過ごし草千里へ向かう。
しかし、外国(韓国?)の観光客が多かったな。
草千里でも、お馬さんを見ながらのんびりとした時間を過ごす。
なぜだか、雄大な阿蘇を目の前にすると時間ものんびりと過ぎているようだ。
九州に住む私でさえ、心が洗われるようだ。
やがて楽しい時間は終わり、宿へ帰る時間となる。
阿蘇の下山道で渋滞となったが、横をスルスル、反対車線をスルスルと渋滞車両を交わしミルクロードへ合流。そのミルクロードで白バイが取締まりしており、ちょっと冷や汗。
その後、前川さんと別れ宿へ向かおうとするが吉澤さんはまだ走り足らなかったようで小国町経由で帰ることにしたのです。
そういえば、半分くらいはバイクを降りてのんびり過ごしていたので不完全燃焼だったのでしょうか。
小国町へ向かう途中、私の目の前をdb2がコーナーを立ち上がっていく姿を見ていたらスポーツ系のバイクが妙に欲しくなってきたのです。前から欲しいと思っていたのですが、吉澤さんの後ろ姿をみて拍車を掛けたようです。
小国町では道の駅で一休み。
そこで、吉澤さんに私のStradaをインプレッションしてもらった。

吉澤さんの感想
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む~ん・・・正直なところ、db2のような、軽くてブレーキの良く効くバイクに慣れていると・・・Strada1000は、ブレーキが効かない(怖いくらい。)そしてやはり重いという印象ですね。
以前乗ったことのある1100スポルトに比べて、縦置きクランク・シャフトドライブの癖が強く、また、かなり高いシート高もあって、町中のチョイ乗りでは、その真価を堪能するまで行かなかったですね。
しかし、そういったバイクだからこそ”グッチ乗りになる”という長くて困難な”悦び”さを持った一台であることは間違いないです。実際、私の愛車として迎え入れたい一台なんです。グッチは・・・
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宿に着く頃は日も暮れて、いよいよ別れのとき。
吉澤さんと上野さんに再会の約束をして、私のin九州は幕を閉じたのです。
楽しい2日間でした。
次はin関東に行かなければ・・・・・。

<吉澤の場合>

みなさん、九州上陸編はしっかり書かれているので、私は写真でごまかしてしまおう・・・


阿蘇登山の最中の一枚です。


これも阿蘇登山の最中の一枚ですね。


草千里(確か)をバックに。ツナギが保護色になってます。


これは帰りのフェリーに乗る日向に向かう道中です。
九州はちょっとした田舎道でもとにかく広くて空いているよねー。ありがたやー。

<上野の場合>


あ、熱っ~ッ!

九州に降り立ったときの正直な感想だ。判ってはいたが実際に来るのと、想像するのとでは明らかに違う。さっきまでフェリーの中で効きすぎのエアコンに震えていたのが、まるで冗談のよう。

しかし、「イタリアンで行こうin九州」は始まったばかり。
弱音を吐く訳にはいかない。前日、神戸で別行動だったよしざわさんと合流。さらに今尾さんを始めとする関西在住の「イタリアンな」面々との楽しいひとときを過ごすことができ、気分はノッている。

フェリーを降り、九州の「イタリアンな」方と合流。in 九州の立役者?の朝倉GUZZI氏と前川SuperMono氏だ。
しかし、挨拶もそこそこ。あまりの熱さにオイラはギブアップ。日陰に避難します。

出発するも暫くはあまりの熱さに閉口する。しかし、久住高原に近づき、風が涼しくなってくると気分が良くなってくる。
道も快適で前川さんとよしざわさんには遥か前を行く。朝倉さんはぎりぎりバックミラーに映る位置にいる。

んー、いいペース。

久重の山が目前に迫ってくる頃には、「わぁぁぁあ!」最っ高ぉ!!!と、ソロだったら止まって写真撮ってただろう
景色の中を姿の見えない前走車を追って走りぬける。

クルマに引っかかったおかげで追いついた前走のよしざわ氏もしきりに「どかーん」とした眺めに向かって指を差す。
そうでしょ!そうでしょ!これが阿蘇周辺の景色です。
来た甲斐あります。

日本でこんな景色が見れるのはここしかないでしょう!

久住で昼食と休憩を終えた後、荷物を置くため宿に向かう。私はよしざわさんの着替えも引き受けていたため、いつもに増して重装備。ぱんぱんのリアバッグに圧迫されて、ツラいホジションを強要され続けていたのでした。
ま、荷物降ろしたからってペースが上がる訳ではないのですが、とにかく荷物を降ろしラクになったカラダでやまなみハイウェイを走ります。

牧戸峠の路肩にあるスペース。in関東の写真撮影場所にそっくりな場所(ちょっと狭いが)で写真撮影。

本来ならバックは阿蘇五岳なのだが、いまいち霞んで見えないのが残念。次々と訪れる観光車に邪魔?されながら撮影を終了。

続いて走るのはミルクロード。そしてまもなく大観望に到着。ここは阿蘇で単車乗りの集まる場所。360°の展望も開けていて位置的にも良い場所です。

RCのグライダーを飛ばしてる「おっちゃん」や夜を待つカップル?を観察(鑑賞)しながら「イタリアンな」面々は時を過ごします。

日も傾き、前川氏の帰る時間になる。明日ここで待ち合わせることを確認し、別れるとGUZZI、BIMOTA、DUCATIの三台は飯田高原の宿に向かって走り始めた。

宿に着いてよしざわ氏の一言。

「GUZZIのリアタイヤ、妙に濡れてるよね」

・・・見れば・・・一同唖然。デフのドレンプラグがない!!!!
うわぁ・・・よく無事に走ってたなぁ・・・。

明けて二日目

意外に前日の酒は残ってない。四分六の焼酎はカラダにやさしいようだ!?朝倉さん、おいしい焼酎ありがとうございました。

さて、と、前川さんとの待ち合わせ場所、大観望に向かって走り出す。よしざわさんは相変わらずのペースですっ飛んで行く。

途中、ミルクロードに入ったところでかわしたZX9RとFZRの二人連れ。FZRの方が猛然とDB2を追いかけ始めます。
うわぁ、元気。あっという間に視界から消えて行きます。

大観望に到着すると、よしざわさんがいない。心配していたのだが、やっぱり行き過ぎたようである。しばらく後、探しに行った前川さんといっしょに戻ってきました。
良かった良かった。
さぁ!二日目。はりきって行くべ。

まずは、ミルクロードを西に向かい外輪山を一旦熊本側に降り、そして俵山峠に向かう。
峠の展望台で豪快に見える阿蘇五岳を見ながらこの後のルートを考えます。とりあえず白水で食事をして吉田線で山頂を目差し、火口を覗いた後は草千里で一休み、となった。

食事の後、いよいよ阿蘇登山道に向かう。吉田線はクルマも少なく走りやすい、と思っていたのだが・・・路面がいまいち荒れててコーナーもぐるぅ~っと廻り込んでいてち
ょっと恐い。
びびりながら上っていきます。

そのまま火口まで走ります。この日はアブないガスも出てなく快適?に火口見物できました。そして今度は草千里に降ります。
うーん、見事な観光ツーリングだ。でも、金取られる駐車場は使わないもんね。

ここで、の~んびり、お昼寝タイム。どこか疲れた感じのするカラダにはちょうどいい。ずっとこのままでいたい気分。
でも、日も傾き始め宿に帰る時間になる。二日間付き合って頂いた朝倉さん、前川さんともお別れ。赤水線で山を下り、またまたのミルクロードを走る。

大観望の手前で、まず前川さんと別れます。

「お疲れさまでしたー」

そして残る三人は朝来たルートではなく小国経由で宿に戻ることに。この時間の私、かなり疲れて元気がなかった。相変わらずかっ飛んで行くよしざわさんを見送って、のんびりペースで、のた~と走る。

宿に着くと、いよいよ朝倉さんともお別れ。たった二日のお付き合いなのに妙に名残惜しい・・・。

「今度はin関東でお会いしましょう」(朝倉さん苦笑)

お付き合い頂き、有り難うございました。

三日目

この日は日向まで走ればいいだけ。真っ直ぐ行けばあっという間。時間はたっぷりあります。

まず、登山道で走り残した坊中線を走ります。で、そのまま吉田線で下り高森峠を越え高千穂に向かう。天岩戸神社に寄り道の後、延岡に向かって走る。
その間、よしざわさんは終始私の前を行く。私がもちっと速く走れればいいのだがそれは無理。案内役が後ろから行くってのも変なものです。

途中青雲橋で昼飯を食い、ついでに時間を調節。でもまだまだ早い。で、六峰街道に向かうことにした。
ここ、走り応えがあります。うねうね、くねくねが延々と続く。
道を横切る溝のフタとふいに現れる対向車がちょっと恐いけど(何度か冷や汗を流す)面白い道です。
さすがに全線は無理なので延岡側から中小屋付近までを往復。
走り足りなさはこれで完全に解消しました。これで思い残すことなくフェリーに乗れます?

港に着くと、途中で買い込んだビールを飲んで落ち着きます。
ふぅ~っ・・・と、思ったらいきなり乗船の案内!おいおい、こんなに早く乗せるのかよ、とアセります。今までとタイミングがえらく違います。余裕かまして飲んでいたビールも一気に飲むハメに。あ~もったいない!?

どかどかと乗り込み、畳敷の雑魚寝部屋に落ち着くと気分は一気にヒマつぶしモードに突入。ダイヤモンドフェリーでの単車の固定方法に疑問を持ったよしざわさん。
マリンエキスプレスではがっちりタイダウンで固定され安心の様子。良かった良かった。

ここまでくれば私にすれば気楽なもの。勝手知ったるなんとやら、です。落ち着いてテレビを見られる場所でビール飲んでると・・・いつの間にやら眠りこけてました。

お・わ・り

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下、全体を通してのデータです。

7月17日

自宅~東京FT~フェリー乗船

首都高          ¥700(四つ木~有明)

フェリー料金     ¥17300(二等寝台+400cc以下航送料金)

7月18日

那智勝浦~R42~田辺~龍神~高野山~R24~和歌山~神戸~フェリー乗船

高野龍神スカイライン    ¥1460(全線)

阪和道            ¥450(和歌山~阪南)

阪神高速          ¥1500(泉佐野南~六甲アイランド北)

フェリー料金       ¥11360(二等+400cc以下航送料金)

7月19日

大分~久住高原~大観望~飯田高原

宿泊代          ¥26827(三人・特別料理あり)

7月20日

飯田高原~ミルクロード~大観望~大津町~俵山峠~白水高原~
~阿蘇山頂~赤水~ミルクロード~小国~飯田高原

阿蘇登山道         ¥840

阿蘇町営道路        ¥100

宿泊代         ¥15382(二人)

7月21日

飯田高原~阿蘇登山道~高森~高千穂~六峰街道~門川~日向~フェリー乗船

阿蘇登山道         ¥840

フェリー料金        ¥24660

7月22日

川崎FT~自宅

首都高          ¥1000(大師~四つ木)

    ガソリン代          ¥7194
    総走行距離         1062km(メーター読み)

ついに九州上陸!

関東一行が、大分より九州上陸を果たした直後。
左から、お迎え&見送りに来ていただいた阿部さん、参加者の前川さん、朝倉さん、そして吉澤。上野さんは撮影のため当然フレーム外。

ゆきてゆきて九州・・・

阿蘇山火口にて
土地柄、韓国、台湾からの観光客が多かったですね。私はクソ暑い中、ツナギを着込んでいたので、おそらくそういった(変)人に余り接する機会のない彼らの、熱い視線を感じてました。(日本人でも、そうそう真夏にツナギを着て観光地を歩いている人間会うこともないか・・・)


雄大な九州の川です。道と雄大な景色。ツーリングにこれ以上に何が必要だろうか・・・


六峰街道を汗だくになって激走した二人。クールダウン中。


帰ってきました in 川崎港

無事、戻りました。4泊5日の道程もこれで終わりです。
さて、次の九州上陸を計画しなくては・・・・